0153.「2021年 タケダワイナリー サン・スフル 赤(辛口) 山形県産ベーリーA種100%」750ml
※このワインは2020年と2021年の2ヴィンテージを販売中です。
垂直飲み比べをお楽しみいただけます。
こちらは2021年ヴィンテージとなりますのでご注意ください。
2021年は、春から夏に天候不順が続きましたが、ベーリーAが登熟期を迎える9月以降は晴天が多く昼夜の寒暖差もあったため、酸・糖度も申し分なく引き締まって果皮も厚い良質なベーリーAが収穫できました。
黒い果実の香りにアーシーな印象が加わり、熟成感のあるリッチな香り。伸びやかな酸を感じるアタックから、果実味と旨みが広がり、渋みとほろ苦みが味わいを引き締めています。スムーズな口当たりで飲みごたえのある1本です。
酸化防止剤無添加・無濾過
日本で改良されたベーリーA種。しっかり栽培・醸造したものは濃縮感、力強さがあります。特に良質のぶどうをサン・スフル(仏語で亜硫酸なしの意味)で仕上げました。濾過を行わず生詰めしたことで、ぶどう由来のにごりや澱、酒石がみられ、それらが格別の風味を醸し出します。
このワインは、長年タケダワイナリーがマスカット・ベーリーA種の栽培を依頼している花輪和雄氏ら天童市の栽培グループによるぶどうを用いて造られました。日本で品種改良されたベーリーA種。しっかり栽培・醸造したものには濃縮感、力強さがあります。
そのぶどうを、亜硫酸を使用しない「サン・スフル」で仕上げました。ろ過を全く行わず、もちろん生詰めしたことで、ぶどう本来の味わいが堪能できる力強いワインに仕上がっています。ベーリーA本来のフレッシュな赤い果実の香りと、生き生きとした酸をお楽しみください。亜硫酸を添加せずワインに仕上げるには、腐敗果がなくPH値も低い健全なぶどうであることはもちろん、仕込み時の徹底した選果やワイナリー内の衛生管理も重要な要素となってきます。醸造では、できるだけ自然な管理とぶどうに負荷をかけないことを心がけ、ワインメーカーが随時自身の目で状態を確認し、手作業で管理しています。
濃い色調で、赤い果実の香り、フレッシュな酸とタンニンのバランスがとてもよく、ぶどう本来の味わいが堪能できる力強いワインです。このように、買い付けのぶどうにもこだわれるのは、自社農園を所有し栽培も熟知しているタケダワイナリーならではといえます。
【ご注意】
無濾過ですので、葡萄由来のにごりや澱、酒石酸と呼ばれるきらきらした結晶状のものがみられます。品質には、なんら問題はございません。ご安心してお召し上がりください。
ファーストヴィンテージ:2005年
品種:山形県産マスカット・ベーリーA 100%
畑:天童市の協力農家
2021年ヴィンテージ
●醸し及びアルコール発酵:ステンレスタンク
●ピジェ:あり
●ルモンタージュ:あり
●補糖:なし
●MLF:なし
●樽熟成:なし
●びん詰時の分析値(ワイン):比重;0.995 アルコール;10.8% エキス;2.63%
総酸;6.77g/l(酒石酸として算出)